ところで、今日はオハヨー乳業株式会社さんに口腔内環境の改善に有効な機能を持つロイテリ菌入りのヨーグルトを用意していただいているんです。
この「ロイテリヨーグルト」は米山先生、内容的にもなかなかいいんですよね、ゼラチンを使ってあるし、栄養成分的にもタンパク質が1個あたり5.4gと普通のヨーグルトよりも多いですし。「嚥下食ピラミッド」に照らし合わせると「レベル3」には十分に適応します。
私も食べましたけど、美味しくてはまっちゃいましてね。美味しいということは栄養につながっていますので、医師がタイアップして口の機能を合わせていけば、非常に良いのではないかと思います。
ロイテリ菌の特性や物性・栄養素などから、特養などの施設で導入していただくのも良いかもしれません。職員の方がプログラムに沿って忠実に対応してくださるので、毎日毎日の蓄積効果が期待できるのではと考えます。
口腔内環境の改善の方法として、ヨーグルトという選択肢は確かにあると思います。例えば医療・介護施設や在宅などでも定期的に食べていただくと、良い傾向が現れたり、その効果が測れたりする可能性はありますでしょうか。
はい、可能性はあると思います。まずはテスト的に毎日ヨーグルトを食べてみていただき、状態や経過を見てみると良いかもしれません。
皆さま、ありがとうございました。
米山先生、佐々木先生のますますのご活躍をお祈り致します。今後、口内ケアの一助となるロイテリ菌入りのヨーグルトがより広く高く認知されることを期待します。また、低栄養状態の高齢者の減少と誤嚥性肺炎の減少を願いつつ、座談会を終わりにしたいと思います。